のようなもの
森田芳光監督
「のようなもの」を観た感想を雑に書くブログです。
好きな邦画を挙げるとしたらかなり上位に入るとおもう
のようなものは、森田芳光監督劇場デビュー作で、間宮兄弟の原点と言われてるので観てみた
以下ネタバレ含みます
終盤の主人公が道中づけをする部分がすごく良かった、あれを観たら今までのだらだらした部分もすべて許せるくらい良かった
あそこまで観るのは人によってはかなり退屈かもしれない
なんとなく良い感じのシーン、シチュエーションの連続ではあるけど
ひとつひとつの台詞とかそのシーンの意味が固まりきってないキマッテルという感じではなかったので、もやもやするところが多かった
ソープ嬢の秋吉久美子が真夏にベランダでステーキをナイフとフォークで食べてビールを飲むシーンなんかはすごく決まってるなと思った
秋吉久美子が出るシーンは全部良かったので
役者さんの力量もあるのかなあ
訛りが強くて顔や雰囲気に
クセのある主人公が
童貞かと思いきや
経験済みでしかもデカい
ソープ嬢とデートを重ねるが
女子高生と付き合うことになり
ソープ嬢をフる、など
なんでモテるのかが謎だったなあ
そこであんまり感情移入しにくいのと
落語の扱いが浅いのが気になった
でも昔だから、劇場デビュー作だから
こんなものなのかなあ、という感想です